令和の今だからこそ聴きたい!昭和を彩ったアイドルの名曲たち!
昭和の時代、アイドルと呼ばれる歌手さんたちによって、たくさんのヒット曲がリリースされました。
当時はまだ今ほど音楽のジャンルも細かくカテゴライズされておらず、それこそ「これぞ昭和歌謡!!」と言った曲から、ロックなもの、テクノ調なものなど音楽ジャンル的にも混沌としていますが、それもまた昭和のポップミュージックを聴く上での魅力ということになるでしょう。
今では本格的な歌手、シンガーとしてご活躍の大御所アーティストさんもたくさん含まれていますが、そんな方々の若々しくフレッシュだった時代の映像、歌声とともに昭和の空気感をお楽しみいただけると幸いです。
映像から見られる彼女ら、彼らのファッションや髪型等に注目してチェックしてみるのも楽しいかもしれないですよ!
もくじ
女性
ロマンス岩崎宏美
岩崎宏美さんのセカンドシングルで、リリースは1975年7月。
同年9月の上半期のオリコンチャート1位を獲得する大ヒットを記録し、累計売り上げは90万枚以上を記録しました。
そんな好セールスを記録した楽曲なので、その年の日本レコード大賞新人賞をはじめ、いくつもの音楽賞番組の新人賞を獲得しました。
また、同年の第26回NHK紅白歌合戦に初出場を果たし、岩崎宏美さんは紅組のトップバッターとしてこの楽曲を歌われています。
当時の岩崎宏美さんが、まだ17歳か18歳だったということを思うと、その大人びた曲調と成熟した歌唱ぶりには、とても脅かされますね。
そんな意味でも、昭和アイドルの実力の高さを実感させてくれる一曲です。
なんてたってアイドル小泉今日子
1985年にリリースの小泉今日子さん、通称キョンキョンの17枚面のシングルです。
キョンキョンといえば「コレ!!」のまさに代表曲的存在。
曲題の「なんてったって」の部分は文筆家としても有名な大西一弘さんが命名、一般公募17万通のアイデアの中から選ばれたとか。
曲の最後の方にあるコール&レスポンスも楽しい、聴くだけで元気の出る1曲です。
ちょっと沈みがちな今の令和の世にぜひとも聴いてほしいです!
カラオケでみんなで歌うのもいいですね!
(瀧乃涙pin句)
夏のお嬢さん榊原郁恵
俳優の渡辺徹さんを夫に持つ榊原郁恵さんの7枚目のシングルで、1978年7月リリース。
累計20万枚の売り上げを記録した榊原さん最大のヒット曲となっています。
ちなみにオリコンチャートの順位は最高で11位だったそうです。
明るくアップテンポなかわいいメロディとバックトラックのアレンジに、榊原さんのとっても明る歌声がベストマッチしていて、聴いているだけで日差しがあふれる夏のビーチの風景が浮かんでくるようですね!
これもまた昭和の夏を彩った名曲!
何かと暗い話題の多い今だからこそ聴きたい1曲かもしれないですね。
年下の男の子キャンディーズ
伊藤蘭さん、田中好子さん、藤村美樹さんの3人からなる昭和の女性アイドルトリオ、キャンディーズ。
メンバーそれぞれの違った個性を最大限に活かすプロモーション、作品プロダクションが功を奏して、昭和のビッグアイドルへとスターダムの階段を駆け上りました。
今回ご紹介する『年下の男の子』は、そのキャンディーズの5枚目のシングルで、1975年2月リリース。
50万枚を超えるセールスを記録し、キャンディーズは、この曲で初の紅白出場、オリコンチャートTOP10入りを果たしました。
ちなみに、リードボーカルを務めるのは立ち位置中央のランさんでした。
曲調は正しく昭和アイドルソングの王道と言っていいものながら、彼女たちの歌唱のクオリティはとても高く、その実力には驚かされるものがあります。
昭和のアイドルグループの代表格とも言えるキャンディーズ、その彼女たちの大ヒット曲を存分にお楽しみください。
空と君のあいだに中島みゆき
1970年代から2000年代の4つの年代においてシングルチャート1位を獲得するという大記録を持ったシンガーソングライター、中島みゆきさん。
『ファイト!』との両A面でリリースされた31stシングル曲『空と君のあいだに』は、社会現象になるほどの話題を集めたテレビドラマ『家なき子』の主題歌としてミリオンセラーとなったナンバーです。
トレードマークであるパワフルな歌声で紡がれるセンチメンタルな歌詞のストーリーは、聴いているだけでドラマ作品のシーンがオーバーラップしますよね。
世代の方と行くカラオケで歌えば注目されることまちがいなしの、エモーショナルなナンバーです。
(星野貴史)
タッチ岩崎宏美
今でもカラオケの履歴でたびたび目にするアニソンの名曲『タッチ』。
歌っているのは『シンデレラ・ハネムーン』や『聖母たちのララバイ』でおなじみの岩崎宏美さんです。
アニソンは基本的に、子どもでも歌えるように簡単なメロディーにしており、特に昭和のものは誰でも歌える曲調にまとめられています。
この楽曲も例にもれず、そういった特徴を持っており、アップテンポでありながらも高いパートのない難易度の低いボーカルラインに仕上げられています。
(Ryo)